2016年5月、香港で有名なクラフトビール、Young Master Brewery(ヤング・マスター・ブルワリー)に行ったので、その時の備忘録です。
注:2016年8月、都心部のWong Chuk Hang駅近辺に、規模が大きい醸造所をオープンしていて、醸造見学を行っているのはそっちの方みたい。
Ap Lei Chau Breweryへ
2016年5月、Ap Lei Chau Breweryでは、土曜日に見学・試飲できた。
日本でメールの問い合わせをして、香港到着後、早速向かった。
香港市内から40分ほどバスに乗り、海沿いの工場地帯まで。
グーグルマップを頼りに少し歩くと、「え、ここ?」という高層ビルに到着。
4階へ。各階ごとに複数の企業のオフィスがあるみたい。
謎の広い倉庫を恐る恐る通り過ぎ、奥の方まで進んでいくと、トレードマークとOpen Houseの文字を見てほっとする。
試飲部屋はオフィスと共同。PCで仕事している社員が4人いた。
中はサークルの部室っぽくて、キレイか汚いかよくわからない雑多な感じだった。
どこか懐かしい。陽が入っていて、居心地は良い。
壁際にタップがあって、できたてビールが繋がっていた。
ここの隣の部屋で醸造していて、ツアーに申し込むと醸造所見学とビール5種類の試飲ができた。
ビール
Classic Pale Ale
定番。名前通り、クラシックなペールエール。香り豊か、後味がすっきり。
Rye on Wood
後ろに映ってるオークを使ったライ麦エール。バニラ風味の木を口に入れてる感じで、思わず笑ってしまった(でも美味✨)
他、Add Oil、In The Mood For Spring、Summer of 1842 IPAも試飲。
一つ一つのビールの説明がとにかく熱くて細かくて、本当に好きなんだなあ、という感じが溢れ出てて。
それともこのエネルギッシュさが香港の土地柄・人柄なのか。
定番から独創性に溢れるものへと、守備範囲が広い印象。
飲茶の聖地だからか、ジャスミンとか華やかな香がするビールが多くて、ビールもその地域の雰囲気を受け継いでいることを実感。
日本だと他の国からどう思われるのだろう。繊細とか?
気になったので、ちょっとだけ調べてみた
- Young Master Breweryは2013年11月に醸造スタート、12月に一般公開
- 醸造所は、Ap Lei Chau(この記事)とWong Chuk Hang(2016年8月オープン)の2ヶ所。Wong Chuk Hangの醸造所の方が規模が大きい。Ap Lei Chauの醸造所は、少量生産するシーズンものや研究目的のビールを作っている。
- Wong Chuk Hang Breweryのツアーはほぼ毎週土曜日午後に開催。英語か中国語。ホームページから予約できる
- Mongkok駅のTap The Ale Project他、香港のクラフトビール屋さんで飲める
まとめ
ますます盛り上がる香港のクラフトビールシーンの中で、中心的なポジションにいるYoung Masters。
ますます目が離せない。
ひとまず新しい醸造所のツアーに行きたいな。
*参考*
・Young Mastersのホームページ:https://youngmasterales.com
コメントを残す